先日、院長と東京で開催された〔唾液検査セミナー〕に参加してきました。
今回のセミナーに参加させてもらった目的は、患者さんに自分自身のカリエスリスクを知っていただき、行動変容を促すことです。
その為に目に見えないリスクを見えるようにし、なぜ虫歯になったのか理由を知り、深く納得してもらうことができるというもの。
この、唾液検査は予防歯科に力を入れている久野歯科クリニックに必要なものだと感じました‼
セミナーでは、唾液検査を実際に行い、結果が出ている症例の予防プランの作成。
そして、その予防プランを患者さんにどうすれば伝わるのか?と患者さんとのコミュニケーションをイメージしながら先生と患者さん役を交代しながらのロールプレイング。と、とても内容の濃い時間を過ごすことができました。学びの中で私が苦戦したのは、最後のロールプレイングです。
ロールプレイングのポイントとして、話す割合は患者さんが8割、歯科衛生士が2割、と教わりました。が…実際やってみると私(歯科衛生士)6割、患者さん役の院長4割、という状態で…
自分の考えを説明してしまったり、答えを待てずに先に話してしまったり、結果に焦点を当てすぎて、患者さんの言葉を傾聴できてなかった部分が目立ったと反省しています。
結果だけを見せ、ただ予防プランを立案するだけではなくて、いくつかプランニングした中で最後は患者さん自身が選択し、決めていただくこと。それが患者さんのモチベーションにも繋がるのだと改めて思いました。
今回のセミナーで反省した点を踏まえ、早速明日からロールプレイングのトレーニングをし、8:2の法則をしっかり身につけ患者さんと接していきます。
これから久野歯科クリニックでは、患者さんと目標を共有し、私たちと患者さんが“虫歯”について同じイメージを持ち、共に歩み続ける…そんな歯科医院を目指していきます。
このような学びの機会を与えてくれる院長に感謝します。
ありがとうございました。
歯科衛生士 池田 希恵