あごの関節と歯ぎしりとの関係はあまり知られていないことかもしれませんが、あごの関節で痛い思いを経験されたことがあるかたは以外と多いものです。
あごが痛い、口が開けづらい、口が開かなくなった、口を開けるとき音がするなどの症状は、顎関節症といい、歯ぎしりや食いしばりが原因の事も多くあります。この症状がでると、楽しい食事が憂鬱になり、早く食べてしまおうと、飲み物で流し込んで食事を終わらせたくなります。(院長、経験ありです)
原因は、歯ぎしりや食いしばりのほかにも、理想とかけ離れた歯並び、歯が抜けたまま放置、生活習慣などもありますが、その歯ぎしりの原因が、過剰なストレスの場合も少なくありません。職場が変わったとか、近しい人の不幸などで急に顎関節症の症状が現れるときもよくあります
歯ぎしり、食いしばりは、年代を問わず発症しますが、年齢と共に歯がどんどんすれていき、どうしようもないところまですり減ったりもします。ぜひ、早いうちに症状の原因を確認して対応しておきましょう。