「口腔乾燥症」とも言います。読んで字のごとく、お口の中が乾燥してしまうことです。口腔乾燥状態が続くと、唾液が減っていますので、パンやおせんべいといった乾燥したものは噛まれず飲み込めません。口の中が乾燥するので、会話もつらくなります。唾液の少ない方の悩みは想像を絶するものがあります。お口の中が乾燥すると、とてもむし歯になりやすくなりお口の管理も大変です。
当医院で多く見られるのが以下のケースです。
薬の副作用に関しては、お薬の整理をするのも大切だと思います。意外と、同じ目的の薬を大量に飲まれている場合もあります。内科の先生に相談したりして減らせるものは減らしてもらいましょう。
お口周りのマッサージをしたり、お口の体操をしてもらい少しでも唾液が出るように日々の日課にするのもよいでしょう。きちんと体操をしてもらうと結果が出て喜んで頂けることもあります。毎日コツコツが大切ですね!
唾液が本当にカラカラでつらい時には、歯科医院専用のガムを噛んでもらうことも当院ではお勧めしています。虫歯を治すというと大げさなのですが、小さな虫歯は止まりますし、唾液も大量に出ます。
当医院では、口腔乾燥で悩んでいる女性の方が多くいらっしゃいますので、色々な方法を試して、その方に合った対処法を探します。仕方がないとあきらめないでご相談ください。