産婦人科との関係は、出産後は数か月で終わり、それから子供の身体の成長の管理に入ります。身体の一部に歯があります。子供が小さい頃は、熱が出たり風邪をひいたりするので身体全体の健康管理に目が向きます。でも、ある程度成長すると普通は健康な体を手に入れることが出来ますが、その間、お口の中の歯に対してどれだけ興味を持っていますか?
子供の口の中を見たことが無いという母親が増えるのが小学校半ばころからです。それから、お口の中の管理は全くなされないまま、義務教育を終え高校進学、就職… 子供の虫歯は、15歳前後に急激に増えるというデータがあります。
そこで慌てて歯の治療をする子供が多いのです。悲しい時…永久歯が虫歯で崩壊しているときもあります。その子の将来はどうなるのでしょう。。。
そうならないために、妊娠しているお母さん方が、正しい歯科の知識をもって出産にのぞんで欲しいのです。
小さなお子さんをもつお母さんとお話しすると
「そんなこと聞いたことが無かった、知らなかった」
「もっと早く教えてほしかった」
「そうなんですね!いい事聞きました」
などと、歯に関する健康の知識を得る場が無かったことがわかります。妊婦の頃から、歯を大切にすることは、子供にもその知識を伝えることができ、家族の健康を守ることができます。
子供が一生、歯を削ったりしない自分の歯で過ごせるように、妊娠の時からご自分のお口の中に興味をもって管理していきましょう。
気軽に当医院まで相談してください。