皆さん、このタイトル、笑いますか？
お笑い芸人的には、笑う場面でしょうが、実際は違うのですよ！ 久野歯科クリニックでは大事な、定期検診です。
それはなぜか？！総入れ歯の人にとっては、入れ歯が無いと、何も食べられません。食事を飲み物としてとらえなければなりません。（中には、歯ぐきで食べる方もいらっしゃいますが…）
久野歯科クリニックに定期的に来院されていて、総入れ歯をご使用されているかたの入れ歯は、なんでも食べられるし、美しく手入れされているし、大切に扱われているのがとてもよくわかります。
私にとって、大切な患者さんの、大切なものを私たちが守るのは当然だと私は思います。若いころからずっと私の祖父の時代の「久野歯科」から通院続けてくださった方が、総入れ歯になった。「じゃあ、何かあったら来てください」、ではなくて、これからずっと不自由がないように私たちが管理しますね！ ということです。
高齢の方はよく目が見えません、だから、入れ歯に入った小さなヒビ、すり減ってしまったところなどを私たちが事前に見つけて修理したりするのです。
高齢の方は、入れ歯を目で見るのではなく、指で触って異常を見つけます。
ガッツリひびが入ってしまってからではきちんと修理できない時もあります。
「事後対応」ではなく、「事前対応」。入れ歯が割れてしまってから修理だと、患者さんも不自由ですし、私たちもバタバタした中での急患さんの対応になるので丁寧な仕事はできません。
きちんとした仕事をするためには、定期検診に来てもらい、若いスタッフが入れ歯をしっかり見て、異常があればすぐにその場で対応します。
総入れ歯なのに定期検診に来てもらう理由・利点を挙げてみますね。
①定期健診で30分時間をとっているのでいろんな要求に対応できる時間がある
②ひび割れに事前対応できるので急に割れて困るということが激減する
③茶渋の黒ずみが気になる場合、20分間超音波洗浄できれいにとれる
④定期的に抗菌コートすることで嫌な臭いとヌルヌルが無くなる
などなど、良い事がいっぱいです。それともう一つありました。
⑤待合室に知り合いがいたりすると、寄り合い場所となり、世間話に花が咲く！！
冷暖房完備なので予約時間より早く来られる方も多いので、久しぶりに再会出来たりすると、皆さん楽しそうにお話されています。
そういう光景を見るのも、私としては本望です。これから、地域のコミュニティの場を提供できるような空間にしていけたらいいなぁと構想を練っている久野歯科クリニック 院長なのでした。
